AGAの診断方法について
AGAかどうか診断する方法として確実なのは病院へと足を運ぶことです。
病院と言っても通常の皮膚科ではAGAに詳しい医師が在籍していない可能性があるので、専門クリニックを受診した方が良いかもしれません。
クリニックによって異なるので一概には説明できないものの、AGAの診断方法の流れは下記のようになっています。
①クリニックを訪れて無料カウンセリングを受ける
②円形脱毛症や薬物脱毛症、脂漏性皮膚炎ではないことを確認する除外診断を行う
③専門医による視診や触診でAGAの特徴に該当するか検査する
④血液検査を行って投薬治療で身体にどのような影響が加わるのか確認する
⑤個人の症状に合わせて内服薬や外用薬が処方される
100％完璧な診断というわけではありませんが、男性が引き起こす薄毛の90％以上はAGAだと考えられています。
そのため、「円形脱毛症を患っていないか？」「脂漏性皮膚炎を発症していないか？」という除外診断は効果的なのです。
AGAの診断の費用はどのくらい？無料なの？
AGAの診断の費用はクリニックによって異なるため、「○○○○円」と一概に答えることはできません。
初診料が発生する病院があれば、カウンセリングから血液検査まで無料と設定しているクリニックはあります。
大まかな目安としては一般病院での初期費用は12,000円～15,000円、専門クリニックでは20,000円～30,000円程度で定期的な通院が必要です。
一度受診すればAGAかどうか診断してもらえますし、専門クリニックならばただ医薬品を処方するだけではなくオーダーメイドの治療を受けられるので非常に効果的なのではないでしょうか。
しかし、AGAによる薄毛の治療は審美目的だと判断され、どの病院でも保険が適用されないので注意してください。
インフルエンザの治療や歯医者での虫歯治療ならば保険が適用されるため、患者である私たちは3割負担で済みます。
その点、AGAの治療に関しては全ての費用を負担しなければならず、治療の期間が長ければ長いほど高額になるのがデメリットの一つです。
特に、頭皮へと成長因子や幹細胞を注入する育毛メソセラピーは1回当たり数万円～数十万円、自分の髪の毛を移植する自毛植毛では100万円以上の費用がかかるケースも少なくありません。
もちろん、今の自分の症状にどのような治療が合っているのか素人では分からないので、まずは信頼できるクリニックを探して受診し、専門医による診断を受けてみてください。
