外用薬を使ってAGAを治療しよう
AGAを治療するに当たり、外用薬の使用は欠かせません。
頭皮の薄毛が気になる部分へと外用薬を塗布し、髪の毛に栄養を与えたり血行促進を図ったりすることで発毛効果が得られます。
その外用薬の中でも一般的なのがミノキシジルで、日本の厚生労働省やアメリカの食品医薬品局(FDA)に認可されました。
元々は高血圧の患者さんが使用する血圧降下剤として開発されたものの、副作用として発毛効果を得られることが分かったので現在ではAGA治療として用いられているのです。
一口にミノキシジルが含まれた外用薬と言っても、下記のように様々な種類があります。
・アップジョン社の「ロゲイン」
・ポラリス社の「ポラリスシリーズ」
・大正製薬の「リアップシリーズ」
・カークランド社の「カークランド」
・Best Green社の「ジェンヘアーシリーズ」
・シプラ社の「ツゲイン」
製品によってミノキシジルの配合率は異なり、数値が大きいほど高い発毛効果が期待できます。
どのような効果が得られるのか個人差がありますが、1%のミノキシジルが配合された育毛剤よりも10%の外用薬の方が効き目があるのは何となくお分かり頂けるはずです。
上記の大正製薬から販売されているリアップだけはドラッグストアで購入できるものの、他の外用薬に関してはAGA専門クリニックを受診したり個人輸入代行業者を利用したりという形で入手できます。
現在では個人輸入で海外で取り扱っている医薬品や健康食品を購入できるようになり、AGAの治療として利用している男性は多いのではないでしょうか。
日本の薬局では5%のミノキシジルが配合されたリアップしか販売されていませんが、個人輸入ならば最大で16%のミノキシジルが含まれたポラリスシリーズも入手できます。
しかし、外用薬の使用には頭皮の炎症やかゆみといった副作用があり、個人輸入で外用薬を素人の判断で購入して使用するのはあまりおすすめできません。
AGAの直接的な原因は男性ホルモンのDHTでも、その他の複合要因も十分に考えられるので専門医の指示に従って治療を受けた方が良いのです。
AGAによる薄毛の症状が進行しているのならばまだしも、軽度の状態ならばリスクを負って作用の強い外用薬を使用する必要はないでしょう。
その判断をしてくれるのが知識と経験を持った医師で、AGA専門クリニックならば外用薬以外の治療も個人の体質に合わせて提案してくれます。
生活習慣の改善のアドバイスも同時にしてくれるはずなので、AGAによる抜け毛や薄毛の症状を克服するために信頼できるクリニックを探して訪れてみてください。