AGA治療に効果的なプロペシアについて
AGA治療に効果的な内服薬だと言われているのがプロペシアで、有効成分のフィナステリドが錠剤の中に入っています。
@1日に1錠のプロペシアを服用する
Aフィナステリドが酵素の5αリダクターゼを阻害する
Bテストステロンが脱毛を引き起こすDHTに変換されにくくなる
C最終的に脱毛命令を出すTGF-βが生成されなくなる
D抜け毛の量が減ってAGAの進行をストップしたり遅らせたりできる
プロペシアは上記のようなメカニズムでAGA治療に効果を発揮し、二重盲検試験(ダブルブラインドテスト)と呼ばれる臨床試験で実証されました。
その証拠として日本の厚生労働省やアメリカのFDAから認可されており、1年間の服用で0.2mgでは95%、1.0mgでは98%の男性が「改善」「不変」という効果を得られたのです。
現在ではアメリカや日本を含む世界60ヶ国以上で承認されていますし、AGAの治療に欠かせない内服薬と言っても過言ではありません。
髪の毛をみるみるうちに生やすような効果はないものの、脱毛を引き起こす活性型男性ホルモンのDHTを抑えるというAGAのメカニズムに焦点を当てています。
そのため、皮膚科やAGA専門クリニックなどプロペシアを処方する施設は3万を超えており、日本で服用している男性は18万人以上とメジャーな存在なのです。
プロペシアの価格はどのくらいなの?通販で購入できる?
AGA治療で使われるプロペシアは保険が適用されないため、医療機関によって価格が大きく異なります。
以下では、有名なクリニックでの処方価格を比較してみました。
ルネッサンスクリニック:初回に限り4,200円
AGAスキンクリニック:初回に限り4,200円
ヘアメディカル:6,500円
銀座総合美容クリニック:7,560円
TOMクリニック:6,600円
このようにプロペシアの価格には大きな違いが生じているので、病院で処方してもらう際は事前に確認しておいた方が良いかもしれません。
また、現在ではインターネット通販のような形でプロペシアを入手でき、個人輸入代行業者を利用すれば通院しなくても良いのです。
しかし、専門医の指示に従って処方してもらうよりもリスクがあるので、なるべく個人輸入の利用は避けてください。
プロペシアに副作用はあるの?
プロペシアを服用してAGAの治療を行うに当たり、副作用のリスクがあるときちんと心得ておかなければなりません。
副作用の発症率は数%と臨床試験での結果はかなり低いものの、下記のような症状が報告されています。
・性欲減退
・勃起障害(ED)
・男性機能の低下
・肝機能障害
・眠気
・うつ症状
・胃部不快感
全世界で承認されていても育毛シャンプーや育毛サプリメントとは異なり、プロペシアは医薬品に該当するので上記のような副作用があるのです。
特に、用法や用量を間違っていると副作用で悩まされるリスクは確実に上がるので、専門医の指示に従ってAGA治療を進めてください。